修理課日記

神奈川県T様 他社品正澄 副指取替え

有名銘正澄ですね。今回は紫指にご変更の依頼です。
さらさらと縁を外します。再使用ご指定でしたので、慎重に。

副指を用意します。人気の紫。

調整して取り付け。

完了。縁も再使用可能でした。さすが正澄。

 

 

茨城県N様 弊社品 人差し指前革切替
何度か御依頼いただいています製品になります。かなり古い物です。

完了。上級仕上げです。

上級仕上げは、人差し指に違和感が出ないですが、少々お高くなります。

 

 

東京都K様 他社品 縁7部縁変更

完了

 

 

岩手県M様 他社品 4ッ化

完了。縁は7部縁に。

 

 

***県K様 束離 メンテナンス(県名は以下の記事で色々特定されることを防ぐ為非公開とさせていただいています)
さて、K様より「引き分けから会に入る際に暴発すると」との事。弊社以外で弦道をさわっている痕跡がありますが、それが原因ともいえません。



K様「しっかりと捻りをかけて引けば暴発は少なくなるが、戻ると暴発する」

…。取りあえず3ッは捻って引いていただくのが前提ではありますが、暴発止めのメンテで調整します。

K様からこのようなことも書き添えられていました。

「地元の弓具店に見せたところ、下弦のかかるところが削れてしまっていて、滑らかになり、弦がはずれやすくなっている。対策としては、腹革を替えて弦道を調整することを勧められた。クスネを付けて再調整してもすぐに削れてしまうと言われた」

なるほどなるほど。しかし、ちょっとした矛盾が。

K様は、「捻りが甘くなると暴発する」とおっしゃっています。ですので、下弦のかかる部分が削れて云々はまったく関係がありません。

そして、なぜ弦道が削れるのか、という根本原因が実はあります。(商売のノウハウに関わることですので、あえて触れません)

で、暴発止めのメンテでお返しいたしました。


 

弓具に対しても、セカンドオピニオンは非常に大切だと思います。どうぞ理念や考え方の一致する弓具店で道具を育ててくださいませ。

 

 

ここで、弦道のクスネを付けるときのアドバイス。
「塗る」のではありません。「しみこませる」が正解です。
※但し、高温では絶対しないように。

 

 

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