修理課日記

山口県A様 束離4ッ化
レッドスターでしたが・・・
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紫の副え指をあわせます
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縁も紫に。だいぶ雰囲気が変わります
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滋賀県K様 他社品 2本切り継ぎ 3点セット替
またもや年代物です。首折れと腰折れもご依頼されましたが、費用面で断念。
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修理開始
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指の切り継ぎ完成
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腹革、帽子革、捻り革完成
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最後に縁を取り付けます。この部分のみ上級仕上げです。IMG_5133

首折れと腰折れがひどかったので、やはり出来れば直したいところではありました。

お渡しした後、「中指/人差指が曲げにくい」とのご指摘がありました。径の太さは修理前の物と当然合わせているのですが、ここまで年代物ですと、革がてろてろになっているせいもあり、新品の革は硬いと思われるのも無理はないと思います。

修理はこのように、前の感じと違う感じになるのはある意味当然です。使用しているうち、馴染みがでます。


このような古いものを修理にお出しになる場合は、費用はある意味あきらめてご依頼いただいたほうが、ガッカリ感が無くてよいかと思います。
修理は、年を重ねるごとに高くなります。(昔は、1年1万円と申していたそうです)

弊社では「とりあえず使えるようにしてもらえばいいから」というご要望は原則お聞きできません。やるからには完璧に直せない物はお断りしますし、仕事は残っていく物ですので、中途半端に仕上げることは致しかねます。

結果、修理料金は高くなりますので、お買い替えと天秤にかけながら、ご検討くださいませ。