修理課日記

東京都T様 束離 帽子革/ち交換と、弦道移動

穴もあります

弦道移動です。指先側に1ミリ朝嵐

移動

完了

帽子革も

穴ふさぎは束離の場合このように

 

 

広島県H様 束離腹革替

完了

 

 

北海道I様 他社品 腹革替

はがして

終了

このカケは、例のカケでしたので、例に漏れず帽子に穴があいているのが外見からも容易に判断できました(ベコベコになっていました)

結構有名な銘で、愛用者の方もたくさんいらっしゃるのに、残念な作り方をするものです…。

 

 

このブログに対してのご意見ご感想は日々メールやお手紙でいただきますが、上記のような記事を掲載すると「他店を批判するのはいかがなものか」というご意見もたまにいただきます。

ゆがけの作り方や思想などは、カケ師によって様々ですし、特に「作り方」に対しての雑感等は一切言及しておりません。

ただ、製作段階から穴のあいた帽子をそのまま使用されているとしか思えない点については、「作り方」以前に職人としての魂はないのだろうかと思っています。

決して作り方の批判はしていてません。意見表明はしていますが。

しかしながら、大切な道具として使用されている方のお気持ちも考慮し、銘などの写真掲載には今後慎重に取り扱います。気分を害された方にはお詫びいたします。

今後とも、様々なご意見をいただければ幸いです。